
長く愛せる一着をお客様に届けたい——。
私たちNOAHが常に抱いているこの信念を最も強く体現しているのが、「Practice Cloth」シリーズです。なかでもブランドにとってスタンダードなアイテムが、今季も2タイプを展開しているラグビーシャツ。生地には、一般的なTシャツよりも厚手の8オンス・コットンジャージーを採用。アイコニックな襟元のデザインやマルチカラーのボーダーパターンは、ハーフパンツやジーンズに合わせた一枚着としてはもちろん、ジャケットやアウターのインナーとしても存在感を発揮します。タフでシーズンを問わず幅広い着こなしを楽しめるPractice Clothの魅力が凝縮されたラグビーシャツについて、今回はその歴史的背景から紐解いていきます。
NOAHのラグビーシャツはすべて、長い歴史を持つカナダの工場で縫製されています。
History of Rugby Shirt
ラグビーシャツの起源は、19世紀のイギリスにさかのぼります。
当初はウール100%で作られていましたが、1950年代になるとコットン素材が主流に。大学対抗の競技としてラグビーが広まるにつれ、各校がそれぞれのチームカラーを取り入れたユニフォームを作るようになり、太いボーダー柄が定着していきました。またボディコンタクトが多いスポーツであることから、衝突時のケガを防ぐためにシャツのボタンには金属ではなく柔らかいゴム素材が使われていたといいます。
ファッションアイテムとして定着したのは1980年代。当時アメリカで大流行したプレッピースタイルの象徴として、ラグビーシャツは再び脚光を浴びました。その後、古着ブームの広がりとともに日本でも人気が高まり、いまではストリートやカジュアルシーンにも欠かせないウェアとなっています。
ラグビーシャツには、大きく分けて「ニュージーランド型」と「イングランド型」の2つのスタイルが存在します。今シーズン展開している2種類のラグビーシャツにそれぞれの特徴的なディテールを取り入れているため、画像をもとに見比べてみましょう。
左のClassic Rugbyはイングランド型。台襟にトップボタンが付いた直線的な襟元が特徴です。一方、右のButton-Tab Rugbyは襟元を一枚の布でループ状に仕立てたニュージーランド型で、よりカジュアルな印象に仕上がっています。オリジナルのラグビーシャツでは、イングランド型は脇下がガゼット仕様、ニュージーランド型は襟がトリプルステッチになるなど、細部にも違いが見られます。しかし、日常着としてのラグビーシャツを提案するNOAHのPractice Clothシリーズでは幅広い着こなしを楽しめるよう、そうした細かな仕様をあえて廃し、ボディのディテールとしては袖のリブとサイドスリットのみを共通して採用しています。
NOAHが毎シーズン、ラグビーシャツをリリースし続ける背景には、私たちが深くリスペクトする〈Patagonia〉の存在があります。1970年、Patagoniaの創業者イヴォン・シュイナードはスコットランドを旅した際、耐久性のある襟の構造や肉厚なジャージー素材に魅了され、現地で販売されていたラグビーシャツを購入しました。帰国後、そのシャツを見た登山仲間たちから「どこで手に入るのか」とたびたび尋ねられたことをきっかけに、Patagonia黎明期の主要アイテムとして商品化されたといいます。
Classic Rugby Autumn/Winter ’25
2025年秋冬シーズンにリリースするNOAHのラグビーシャツをご紹介します。一般的なグラフィックTシャツの生地は5.5〜6オンスが定番ですが、NOAHのPractice Clothシリーズでは、最高級コットンを使用した8オンスの中厚手ジャージー素材を採用。さらに、長い歴史を持つカナダのファクトリーで縫製を行っています。ラグビー競技用に開発された独自のニット構造によって、何年にもわたって繰り返し着用できる耐久性を実現しています。
Button-Tab Rugby
Classic Rugbyと同じく、8オンスのジャージー素材を使用したPractice Clothシリーズから、今季はシーズナルアイテムとして首元にタブボタンを配したモデルも登場。Classic Rugbyに比べて首元の開きがやや大きく、インナーにシャツを挟むなど、レイヤードスタイルを楽しみながら着用いただけます。
Classic Rugby Spring/Summer ’25
「NOT DEAD YET」プロジェクトの一環として、先シーズンにリリースしたラグビーシャツもご紹介します。在庫に限りがあるため、好みのカラーやサイズが見つかればまさに掘り出し物。今季のClassic Rugbyと同様に、8オンスのジャージー素材を使用し、カナダのファクトリーで丁寧に縫製されています。








